ボードゲームレビュー


アラカルト ☆☆☆☆☆☆☆ 

一流シェフのごとく,おいしい料理!?をばっちりつくりましょう。火加減と香辛料が大事。優秀作品には☆も与えられますが,そうはそうはうまく料理は完成しません。

アラカルト

2009年に新版になったアラカルトを4人でプレ−。多少ルールに変更があるようですが,以前のルールは覚えていないので,まあ気にせず楽しみましょう。立派な鍋に立派なコンロが気分を盛り上げます。

アラカルト

さあ,料理を選んで調理開始。最初は惨殺スパゲティ?料理名が結構ブラックです。手番には3回のアクションをします。火加減のダイスか調味料入れ。まずは火加減を調節して指定の値に,っていきなり火力オーバーで焦げてしまいました。

アラカルト

新版になって増えたのがパンケーキ。最初に1人1枚ずつレシピは渡され,自分の好きなタイミングで使えます。得点も高く,調味料も要りませんが,高度なアクションを要求されます。この丸いタイルをフライパン返しの要領でひっくり返すのです。

アラカルト

対面は見事に一発で決めていました。自分はというと何度やっても失敗で,結局焦げてパー。くやしいことこの上ありません。密かに練習が必要かも。

アラカルト

調味料は絶妙な細工のこの入れ物を1回だけまっすぐ縦に振って入れます。これがほんとに良くできていて,抜群にうまくいくかと思えば,3つぐらいダーっと出たり,1個も出なかったりで最も盛り上がる瞬間です。

アラカルト

ゲームの方は2回やりましたが,何ともどうしようもないシェフで,高得点の料理は次々失敗し,こんなショボイものしかつくる子ができず,最下位と3位に沈んでしましました。「☆ゼロ個ですーーー!」

これは難しいことを考えずに,家族や仲間と大いに盛り上がりながら楽しむパーティーゲームの傑作ですね。抜群の調味料も素晴らしいできですし,ここでは出てきませんでしたが,コーヒーブレイクによるちょっとしたお邪魔な追加アクションも効果的でおもしろいです。そして,パンケーキ,これがすっとできたり,緊張して何度やってもどうにもならなかったり。立派なコンポーネントも雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。ただ,料理名がちょっと変すぎることと,フライパンが深くて周りからどんな料理が入っているか見にくいところは,惜しいです。
※2012.2.25

アラカルト(A La Carte) ゲームデータ

アラカルト
○デザイン Karl-Heinz Schmiel
○発  表 2010年リメイク(オリジナル1989年)
○メーカー  Heidelberger Spieleverlag ,Moskito
○2〜4人用 約30分
○難易度  やや軽め
○オークションで購入