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ボードゲームレビュー
アサンテ ☆☆☆☆☆☆☆
アフリカの商人となり、動物や住人たちの能力を活用しながら、対戦相手より早く、より多くのお金を稼ぐことを目指す二人用ゲーム。
場の準備をしたら手札は5枚。商品のカードや動物・自分・秘宝といった種類のカードがあります。手番には5アクション。カードを1枚取るためのアクションとカードをプレイするアクションを組み合わせていきます。
中央には聖地カード,このカードに合わせて秘宝カードというお役立ちカードをプレイできますが,秘宝カードは枚数も少なめで貴重。秘宝カードを制するものが勝つといった感じでしょうか。
お金を稼ぐための基本は商品を仕入れて売る。手元のボードには最大6個まで商品が置けるので,その売買がスムーズに進めばどんどん稼げるのですが,なかなか簡単にはいきません。
相手は秘宝カードが二枚も場に出ています。商品カードがなくても,商品の種類で稼げる陶器はなかなかの優れもの。地図は聖地カードを即捲って使えるこれも貴重な・・・。
相手の秘宝カードを奪えるカードなど結構攻撃的な効果のあるカードもあって激しい戦いが展開されることも。相手から陶器の秘宝カードを奪うも時既に遅し。60金稼がれ,自分は僅か4金届かず無念の敗退。
ジャンボというゲームのリメイクだそうです。最近,日本語版が出たので入手。テキストの多いカード満載なので日本語版はうれしい限り。様々効果のあるカードを駆使して、5回のアクションをして,妨害したり、出し抜いたりと、奥深い駆け引きに満ちた対戦を楽しめます。膨大なカードがあって一度で全ては使えませんが,コンボ的にカードの組み合わせがうまくいったときはしてやったりとした満足感も味わうことができます。結構何回も遊べそうな一作,お勧めです。
※2014.12.31
アサンテ(Asante) ゲームデータ
○デザイン Rüdiger Dorn
○発 表 2013年
○メーカー KOSMOS(日本語版コザイク)
○2人用 約30分
○難易度 やや軽め
○イエローサブマリンで購入