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ボードゲームレビュー
ブラフ ☆☆☆☆☆☆☆
もはや伝統ゲームになっているようなブラフ。うそかほんとか,ダイスの目は正直です。
4人でのプレ−。各自5個のダイスを持ちます。残りはボード上に置いておき,出目の個数の平均がわかりやすい用にしておきます。
さて1回目,☆2個含むこんな出目。4人のダイスの中で(最初は20個あります)どの目が何個出ているか(☆はジョーカー)予想して赤いダイスを予想のマスに置きます。「5が8個」なんてね。
いわれた数があると思えば,自分が目を上げていかなくてはなりません。また,無いと思えば「チャレンジ」といって確かめます。だいたい平均的に予想はするものの,時としてとんでもない目を隠している場合もあり,悩みはつきません。失敗するとダイスを1個以上(予想数と実際数の差)減らされます。自分のダイスが減ると全体の予想もさらに難しくなるという具合。
みんなで指さし,「あった!」「なにー」などと声が飛び交います。結構難しいものです。
こうしてどんどんダイスが少なくなっていき,最後まで残ったら勝ち!1個2個の戦いは,数が多いときとはまた違った読み合い,緊張感があってどきどきします。結局3戦行い,1勝,あとは一番早々に落ちてしまったのでした。
いまや伝統ゲームといえるブラフは,ほんとに短い時間での駆け引きが楽しめる秀作です。基本正直にいっているのか,常にはったりをかましているのか,プレーする人の性格も読み合い,時には慎重に,時には思い切った冒険も,ダイスの目に一喜一憂が楽しい瞬間です。
※2012.2.1
ブラフ(Bluff) ゲームデータ
○デザイン Richard Borg
○発 表 1987年(本品は2009年版)
○メーカー Ravensburger
○2〜6人用 約15分
○難易度 やや軽め
○すごろくやで購入