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ボードゲームレビュー

ボツワナ　☆☆☆☆☆☆☆　

カードをプレイして動物を集め，勝利点を稼ぐゲーム

かわいい動物のフィギュアたち。５種類の動物がそれぞれ５個ずつあります。おいおい，シマウマがヒョウに食われていますよ！

カードは同じ種類の動物のカードが０〜５までの６枚ずつあります。手番で任意のカードをプレイし，どうれか好きな動物を１個取ります。この好きな動物であるのがポイント。出したカードの動物を取るわけではなく，どれを持って行っても良いのです。

手番で出したカードは，点が見えるように少しずらしながら重ねていきます。これは一番最後に出したカードに書かれている点数が，その動物たちの点数となるからです。
見にくいですが，今は，シマウマが３点，ライオンは４点，ゾウは２点の状態。次々とカードが出され，動物たちもなくなっていきます。

どこで決着するかというと，ある種類の動物のカードの６枚目が出されたときに，好きな動物を１個取って終了です。この時点で，最も上にあるカードの点数がその動物の点数となります。

前と場面が違いますが，このときは６枚目のシマウマが出され終了。シマウマは４点，ライオンは２点，サイは５点です。自分が持っている動物たちの点数を合計して１ラウンド終了。参加人数の数だけラウンドを行い，最も点が高かった人が勝ちです。

カードを出して動物を取っていくだけなのですが，なかなか一筋縄ではいきません。自分がほしい動物のカードは後半４点，５点にしていきたいし，相手を邪魔するには，後半０点のカードをうまく置いていきたいところです。そう思っていると，今回思い切りやられてしまい，２種類の動物が０点という情けないラウンドができてしまいました。プレーする人数によっては，使わないカードも出てくるので，６枚目が出てくる予定が狂ってしまうこともあります。なかなか考えさせられ，悩みどころの多いゲームだと思います。ちなみに，1994年発表のフリンケ・ピンケというゲームのリメイクだそうです。
※2011.5

ボツワナ（Botswana）　ゲームデータ

○デザイン　Reiner Knizia
○発　　表　2010年(オリジナル1994年)
○メーカー　Amigo
○２〜５人用　約30分
○難易度　　低め
○すごろくやで購入