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ボードゲームレビュー
セレスティア ☆☆☆☆☆☆☆
飛行船に乗ってセレスティアを旅をしながらお宝を集めよう。船長の腕に託して遠くを目指すか,信頼しないでさっさと降りるか・・・。
街のタイルを9枚並べ,それぞれ隣にお宝カードを置きます。精密でプロペラも動く飛行船に駒を乗せ,船長の腕を決めるカードを持ってスタート。
お宝カードを遠くへ行くほど高く,最後は25点,このゲーム50点取ったらゲーム終了なので,やはり高得点を狙いたいところです。さて,船長は最初は2個,進んで行くと4個まで,ダイスを振ってイベントに対応していきます。
最初のイベントは,雲ともう一つは何もなし,です。ここで,乗客は,このイベントに船長が対応できるかどうかを判断して,飛行船に乗り続けるか,降りてその都市のお宝カードを受け取るかを決めます。
まあ,最初なので全員乗船。船長は手札を使ってイベントに対応できるかどうかを宣言。手札から羅針盤のカードを出して対応成功。無事次の都市へと移動,こうして遠くて良い宝の都市を目指すのです。
このあたりまで来ると,だんだん厳しくなります。失敗するまでカードの補充はないし,振るダイスの数もだんだん増えていくので船長がイベントに対応できるかどうか,大いなるギャンブル。降りて宝を取るかどうするか・・・,悩ましいところです。落ちてしまえば何ももらえずにスタート位置に逆戻り。
今回,手札には特殊カードが1枚も来ませんでした。イベント対応のカードばかり,カードには,ちょっとした効果がある特殊カードもあり,それらをうまく使って乗り切ることも可能です。
お宝カードは後半は25点,20点,15点確定。一番下は1点から4点なので,どうしても賭けたくなるもの。この勝負Masaさんの攻めが功を奏し50点超えとなってそのまま勝利。
乗り続けるか,降りるかの二択をするだけのシンプルなルールなんですが,これが以外と盛り上がる。船長頼むぞ!と乗り続けたものの,そんなにカードがあるのに対応できずに墜落!何てことを!早めにおり続けていても高得点なカードはなかなか手に入らないので,果敢に挑戦する方が多くなって,自然にヒートアップして楽しめます。特殊カードに,緊急脱出という超強力なカードが2枚だけあるのですが,これは使わない方がバランスが良いのでは。
※2016.9.25
セレスティア(Celestia) ゲームデータ
○デザイン Aaron Weissblum
○発 表 2015年
○メーカー BLAM!
○2〜6人用 約30分
○難易度 やや軽め
○ゲームストア・バネストで購入