こんなに素晴らしいドイツのボードゲームをみんなで楽しみましょう

ボードゲームレビュー

ドミニオン　☆☆☆☆☆☆☆☆　

やっと購入，ドミニオン。評判通りのおもしろさなんでしょうか。とりあえずスタート。どんなデッキになることでしょう。

結構幅広く支持されているドミニオンですが，実はまだやったことがありませんでした。今回やっとプレイすることができたので，初心者としての感触をご紹介。最初は１コイン分の銅貨７枚と１勝利点分の屋敷３枚持ち，そこから手札を５枚引いてスタート。

始めの２ターンはアクションはできないので，カードを購入。価値の高い硬貨を買うか，アクションカードを買うか。ターンが終わるととりあえず使ったカード全てが自分の捨て札に。ここで，すでに今までやってきたカードゲームとは違った感じを受けます。

２ターン分１０枚使い切るまでは，カードの購入のみ。２ターン終わった段階で普通は１２枚になっていて，その捨て札を混ぜて山札にして，そこから５枚引きます。ここで，アクションカードが手札にあればアクションもできるということ。アクションはいろいろあり，その効果を上手に組み合わせて使いこなすことが重要なようですが，何せ初プレイでは手探り状態。無駄なカードで無駄にデッキも厚くなってしまうという，あまりうまくない状態に。

何十種類かあるアクションカードの中で，１回のゲームに使うのは１０種類というのもおもしろいですね。いろいろな組み合わせで違った展開を楽しむことができます。今回は初めてなので，ルールブックにあった「最初のゲーム」でやっています。まあ，それがどういった特徴なのか，他をやっていないのでよくわかりませんが・・・

最終的には，６点の勝利点がある属州カードを集めていくことになります。どこでどう動いていくか，ゲームの終了条件を見ながら(山札３種類なくなるか，属州カードがなくなるか)の駆け引きがあります。

そんなこんなでゲーム終了。初めての戦いは３０点で２位でした。

やはり評判通りのおもしろさだなと思い，そのまま２戦目へ。今回は「ビッグ・マネー」と名がついたカードのセットで行いました。

ここでは，自分が取った”書庫”のカードがうまく回って，後半属州カードを集めることに成功。３３点で初勝利を得ました。

なぜか今まで手を出していませんでしたが，さすがにゲーム大賞をとるだけのことはある優れものでした。慣れてくるとゲームはとんとん進み，何度か繰り返して遊びたくなります。使われるアクションカードの効果をよく考え，上手にデッキを構成していくことが必要ですね。まだ使っていないカードもあるし，拡張セットもいろいろ出ているようなのでじっくり楽しんでいきたいと思います。
※2011.6

ドミニオン（Dominion）　ゲームデータ

○デザイン　Donald X. Vaccarino
○発　　表　2008年
○メーカー　Hobby Japan
○２〜４人用　約30分
○難易度　　中ぐらい
○ジョイ・ゲームズで購入