ボードゲームレビュー


ファイヤー・ドラゴン ☆☆☆☆☆☆

 数千年の時を経て、巨大なルビーノ火山が噴火しそうです! この火山の噴火のとき、貴重で不思議な力を持つ「ドラゴンルビー」が飛び出してくるという言い伝えを聞いた“ドラゴン乗り”たちは、こぞってこの火山の周囲に集結しています。噴火で飛び散ったルビーを集めるのが目的。

ファイヤードラゴン

 4人でのプレイ。各自ドラゴンを2匹持っていて,ダイス目に応じて時計回りに回ります。手番にはダイスを2個振り,その目に従っていくだけ。

ファイヤードラゴン

 ダイスが2個とも数字なら,1個はドラゴンを進め,1個はその数だけルビーを火山に投入。この火山金属でできているので入れるとカラーンと音がして良い気分。

ファイヤードラゴン

 ダイス目の1個が火山の目だと,まずは火山の爆発!!火山の上の部分を持ち上げると,中にたまっていたルビーが周りに飛び散ります。そしてもう1個の目の数だけドラゴンを進め,落ちているルビーを全てゲットします。

ファイヤードラゴン

 ダイスが2個とも火山の目の時は,3個ルビーを投入した後,火山の爆発です。このときは,自分のドラゴンを動かせないので,美味しくないのです。

ファイヤードラゴン

 もう一つアクセントなのが,他のドラゴンのいるマスにとまったとき。そこにいるドラゴンすべてから,1個盗むことができます。各自の袋には3個ずつがらくたの石炭も入っていて,序盤だと石炭を引いてしまう確率も高いです。

ファイヤードラゴン

 こうして投入するルビーがなくなるとゲーム終了。一番たくさん集めた人の勝ち。この一戦では,自分が19個集めての勝利でした。

 写真と文章と全然合っていませんが,実に簡単なルールで楽しめる,子どもたちといっしょに家族で楽しむにはうってつけの作品です。入れるときの音もいいし,何と言っても持ち上げて飛び散るルビーが気持ちよいもの。火山の目がなかなか出ないでルビーがたまっていくと盛り上がります。海外の流通版はやたら箱がでかく,国内仕様のものは,やたら価格が高く・・・。
※2016.3.20

ファイヤー・ドラゴン(Feuer Frachen) ゲームデータ

ファイヤードラゴン
○デザイン Carlo Emanuele Lanzavecchia
○発  表 2013年
○メーカー HABA
○2〜4人用 約20分
○難易度  軽め
○AmazonDEで購入