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ボードゲームレビュー
荒野の1ドルペンギン ☆☆☆☆☆☆☆
動物のダイスを振って,たくさんの動物たちを捕まえよう。でも,動物たちの組み合わせ方は,よーく考えないといけません。わずか3ラウンドの10分勝負!
5人での勝負。クリスタルのペンギン駒といくらかのお金を持ってスタート。1ラウンド目は4個のダイスを使います。ゲームは簡単。手持ちのペンギン駒はダイスの追加や振り直し用に使います。ペンギンの目は得点には関係なく,追加のペンギン駒をもらえます。その他の動物の組み合わせでもらえるお金が決まります。
1ラウンド目のShibuさんがここで脅威のダイスロール。ライオン4つを出し,いきなり28点をゲット。天晴れ!
自分の2ラウンド目,グッとくるような目は出ません。カンガルーでいくか。カンガルーは出目の二乗が得点,多くないと高得点にはなりません。
結局カンガルー4個の16点とラクダの5点で21点ゲット。しかしこれでは,上位を脅かすには遠い感じ。カンガルーで得点をすると,カンガルーチップがもらえます。次のラウンドで2個までカンガルーの目に変えることも可能ということで。
3ラウンドのダイスは6個です。出目によっては大きな点になるので,みんなペンギン駒を使い果たしてもでかい手を狙いに行きます。ライオンかヘラジカ&リス,カンガルー大量など出て欲しい目はいろいろあれど,いつも中途半端な・・・。
ライオン勝負にいったプレーヤーも,ペンギン駒がなくなり4個で28点,これでも十分大きいですけど。
トップのShibuさんは,カンガルーで余裕の勝負。見事82ドル獲得して勝利しました。自分は56ドルで最下位と。
原題は一握りのペンギンといったところですが,有名な映画にひっかけた日本語タイトルで発売されました。まあ,確かに手元に残ったペンギンも1個1ドルで計算するので外れてはいないですけど。たった3ラウンドのお手軽ダイスロールゲームとして出番も多そうです。動物の目の組み合わせでいろいろな得点パターンがあるので,その都度悩みもつきません。上級ルールとして,手番プレーヤー以外が1個のダイスを振り,そのダイスを売ることもできます。こちらも是非プレイしてみたいですね。気軽なダイスゲーム,そして日本語版ということで人気がでるといいいですね。
※2012.11.19
荒野の1ドルペンギン(A Fistful of Penguin) ゲームデータ
○デザイン Jonathan Franklin
○発 表 2011年
○メーカー tsalpoag Games(日本語版Arclight)
○1〜6人用 約15分
○難易度 軽め
○アマゾンで購入