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ボードゲームレビュー

ドングリを取れ！　☆☆☆☆　

　怠け者のリスたちによるドングリの取り合い。ドングリにありつくまでには危険な森を抜け，敵のいやらしい攻撃もかわさなくてはなりません。

　５人でのプレー。真ん中にドングリのカードを置き，そこに向かって放射線状に自分のカードを配置します。４枚のコースを抜けると無事ドングリゲットですが。手番はアクションポイント方式。４アクションポイントを使ってやりたいことをしていきます。コースの横にカードをプレイしたり（木のカードがないとリスが進めない），そこをリスが移動したりしていきます。２アクションポイントで木１のカードを２枚，２アクションポイントでリスを２マス進めたということ。

　その後何ターンか使ってようやく１枚ドングリをゲット。ドングリを取ったら取ったで，得点分の木カードを捨てなくてはなりません・・・。

　結構快調にドングリに向かっているようですが，これがなかなか簡単ではありません。ほとんど写真に撮れませんでしたが，敵を邪魔するいやらしいカードも結構あって，木が切られたり，ドングリが取られたりもします。一部防御や役に立つカードもありますが。

　最低なのがこのブルドーザー・カード。毎ターン１マスずつ進み，我が森の木にダメージを与えていきます。ブルドーザーに耐え強い木を用意しないと破壊されてしまうのです。

　そんなこんなで最後のドングリカードが取られたらゲーム終了。自分はこの２枚で５点，３位でした。１位は３枚で８点獲得したInaさんでした。

　これで実は１時間かかっています。はっきり言って１時間掛けてプレーするゲームではないですね。とにかく意地悪カードが強力で，みんな邪魔がうまいので，たった１２枚しかないドングリカードにたどり着くのも大変です。特に泥棒カードはいただけません。２０分ぐらいでさくさく進むなら，やった・やられたも，意地悪を楽しむことをわかり合って盛り上がると思いますが，１時間使うほどではありませんでした・・・。
※2013.6.25

ドングリを取れ！（Get Nuts）　ゲームデータ

○デザイン　David Ausloos / Tom Luyckx
○発　　表　2011年
○メーカー　White Goblin Games
○３〜６人用　約45分
○難易度　　やや軽め
○ゲームストア・バネストで購入