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ボードゲームレビュー
ゴールドアホイ ☆☆☆☆☆
島に,川に,たくさんのお宝が埋まっています。うまく自分だけの道を繋いでより多くのお宝を稼ごう!二人用ゲームです。
それぞれ1枚ずつタイルを持ち,順番にそれを配置していく,いわゆるタイル配置系のゲーム。よくあるように図柄を繋いでいきます。ただし,縦横6×6マスと範囲が決まっています。配置したら次のタイルを補充して相手の手番。
タイルには水と陸しかありません。なので,大抵どこにでも置くことは可能。全てのタイルにお宝が描かれていて,それがどっちに渡るかを,つまり道がどちらに行くかを争うわけです。
最初のタイルにつなげていけば良いのですが,自分の手前になる列だけには,自分しか置くことはできません。この水の流れや土地の繋がりが,自分の方から行って,途中でストップすれば,そこまでのお宝は全て自分のもの。これだと,左側の陸の続きをどこかで行き止まりにできると,今なら3つのお宝は自分だけのものになります。
範囲が6×6と決まっているので,どこかで上下左右の範囲が確定します。自分からも相手からもつながる陸や水路の場合は,その出口が多い方にお宝は行ってしまいます。同数ならどちらも無し。独占できないなら,つながる道をたくさん作りたいということです。
最後のタイルを置いて完成。中央を縦断する陸の道は,自分が入り口3つ,相手が2つなので7個のお宝は自分のものになります。こんな感じで計算して,今回は自分が圧勝。
わずか36枚のタイルを並べて競い合う,シンプルなタイル配置合戦。陸路も水路もどうつながっていくのか予測がつきませんが,行き止まりのタイルをうまく使うことが一つの鍵です。逆に相手に行きそうな道を延ばして自分に有利な流れにしていくこともできます。真剣に考え出すと結構悩ましさが深まってきそうです・・・。
※2015.1.12
ゴールド・アホイ!(Gold Ahoy!) ゲームデータ
○デザイン Stephan Herminghaus
○発 表 2014年
○メーカー Lookout Games
○2人用 約15分
○難易度 やや軽め
○イエローサブマリンで購入