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ボードゲームレビュー
交易王 ☆☆☆☆☆☆☆
大航海時代が始まり,交易が盛んになりました。そんな時代の商人となって交易をして稼ぎます。
手札が3枚と最初の船が2枚に交易品を乗せてゲームスタート。2人でのプレーです。手札の交易品カードを場に出し,その交易品が船に載せてあれば,カードの枚数分のコインを獲得します。また,あとあと利益になる特殊カードを買うこともできます。
まずは茶色の胡椒カードを2枚場に出し,合計3枚になって,胡椒の売却益3コイン獲得。相手も黄色の麻でコインを獲得しています。
ここでは,白のリネンで4コイン獲得ですが,相手も同じ白のコマを置いているので互いに収入になってしまいます。できれば,自分だけの利益にしたいのですが,時には仲良く儲けることも仕方ないです。
少しパワーアップを図るべく3隻目の船を購入さらに,商館も購入してカードを引く枚数が増やします。しかし,どちらもそれなりの費用がかかるので買う方がいいのか何も買わずにいたほうがいいのかいつも悩みます。結局,それ以後収入も伸びず敗退。
続けて第2戦。今度は早めに商館を購入して,手札の増強を図りました。
さらに協定を購入。これは商品売却時に2コインプラスされるものです。さっきよりは順調に稼いでいましたが・・・。
しかし,結局相手の交易力にはかなわず連敗。うーん,なかなかこのゲーム勝ち筋がわかりません・・・。
簡単なルールで悩みどこも多く良いゲームだと思いますが,数回プレイしても1度も勝てません。なかなか自分だけにうまく利益が持ってこれないのに,相手の交易に乗っかるのも下手なのと,特殊カードを買うか買わないか,結構難しいです。何度ももう一回もう一回とプレーしたくなる,何とか勝ち筋を見つけたくなる,はまっていく良い作品です。
※2011.9
交易王(Handelsfürsten Herren der Meere) ゲームデータ
○デザイン Reiner Knizia
○発 表 2007年
○メーカー Pegasus Spiele
○2〜4人用 約30分
○難易度 やや軽め
○オークションで購入