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ボードゲームレビュー
イスタンブール ☆☆☆☆☆☆☆☆
イスタンブールの街を歩いて商品の売買などを行い、宝石のルビーを手に入れよう。いち早く6個のルビーを獲得する者が優れた商人です。
二人のプレーなので目標のルビーは6個(3人以上だと5個)。さらに街の3個所にお邪魔な商人が最初から佇んでいます。自分の荷車を準備して、さあスタート。
大きな商人一人と手下が最初は4人。街の中をあちこち行ったり来たりして、行く先々で手下を置いていくか、そこにいた手下を連れて行くか、そんな感じで移動しながらのアクションを進めていきます。
目的のルビーはお金や商品で手に入れたり、ある条件を満たすと手に入れたりでき、相手よりいち早く揃えるために悩みます。
街には商品を手に入れる場所、売る場所、ちょっとしたギャンブルをする場所、ボーナスタイルを手に入れる場所などがあり、手下を効率よく配置したり回収したりできるように動き方を工夫していきます。
自分の荷車は最初は、商品が3個しか積めませんが、荷車の積載量を増やしてたくさんの商品が積めるように。すべての荷車が埋まると、ここでもルビーが手に入ります。
移動中他の商人と遭遇すると、お金を払ったり、親類の駒を使ったり、監督官などの駒があると追加で何かできたりと、変化にも富んでいます。
ルビーを購入できるショップはだんだん値が上がり、必要な商品も多くなったり。ボーナスタイルの効果もうまく使って・・・。
あと1個というところで相方に先に6個目を揃えられてしまい万事休す。わずかな差で追いつけずに負けです。残念。
2014年ドイツゲーム大賞:エキスパート賞を獲得しました。決して重量級ではないけれど、一時間程度であれこれと悩ましい時間を過ごすことができる納得の一作。ルビーを手に入れる方法はいくつかあるので、それを目指してあちこちの店を渡り歩くのが楽しいです。他の駒との出会いと言ったちょっとした変化もあったり、街の並びは基本以外にも並べ方を変えて、プレーの感覚を変えることができるので、何度も楽しめます。二人でもお邪魔商人が3ついるので十分に楽しめました。
※2014.11.16
イスタンブール(Istanbul) ゲームデータ
○デザイン Rüdiger Dorn
○発 表 2014年
○メーカー Pegasus Spiele
○2〜5人用 約60分
○難易度 中ぐらい
○駿河屋で購入