こんなに素晴らしいドイツのボードゲームをみんなで楽しみましょう。今回は2人でのプレーです。
ボードゲームレビュー
ケルトタイル ☆☆☆☆☆☆
ケルトのジレンマ,悩ましさを手軽に味わえる,タイルだけのケルトです。
55個の石タイルを裏向きに置きます。ここから順番にめくって手元に置いて並べる(昇順・降順のどちらか)か、いらない・使えない場合は中央に置いておきます。得点はタイルは3枚以上,願いの石は2個以上集めないとマイナスになるところなどは,元祖ケルトと同様。
一枚目、黄の10というよいところ(数は0〜10まで)。手元に置いてもちろん降順を作っていくことに。
2枚目も青の0、いいとこです。青と茶の2列がスタートしました。
大きいか小さいかスタートの石はいいところです。すでに5色とも列をスタートしています。
がまんできず,茶は1の後に7を置いてしまいました。願いの石もついているし,中央の捨て石置き場に8〜10があるからまあいいでしょう。中央の捨て石置き場は,自分が使わない石を置く場所で,次以降ここから引いて使うことも可能。自分にナイスな石が置かれたり,逆もまたありで,この石は引きたくなかったと思うこともしばしば。
かなり並んできました。緑の四角の数字が書かれている石はそのまま得点になり,クローバーが書かれている石はもう一枚引くことができます。が,うーん、願いの石もおまけ点の石も少ない・・・
山のタイルがなくなってゲーム終了。マイナス点にはならなかったものの,思うに得点伸ばせず。向こうは6個並びを3つ作るなど高得点をマーク,全く力及ばず敗退でした。
※2011.8
まさにお手軽ケルトです。お手軽すぎて物足りないとも思いますが,ほんの10分あれば楽しめるというのは,いつも持ち運んでどこでも楽しみたいと思わせる良さもあります。手軽とはいえ,石の並びにうなりながら悩むのはケルトの醍醐味。2人プレーなので,すべての色の列を作ってもマイナスになることはなく,列を作ることができましたが,ボーナス点や願いの石をうまく取り込むのは苦労しました。ケルトの雰囲気を軽く味わう小作品です。ただし,ほんとのケルトも是非やってみてくださいね。
※2011.7.24
ケルトタイル(Keltis Der Weg der Steine) ゲームデータ
○デザイン Reiner Knizia
○発 表 2009年
○メーカー Kosmos
○2〜4人用 約15分
○難易度 低め
○すごろくやで購入