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ボードゲームレビュー
レミング ☆☆☆☆☆☆☆
小さな哺乳類『レミング』の2匹を、手札の地形カードを使って地形種に合わせて近道したり、人のを通せんぼしたり押し退けたりしながらマス目の盤面上で進めていき、いち早くゴールさせるレースゲームです。
プレーは,地形に合わせてカードを出して行き,駒を進めていきます。カードの出し方には条件があって,その条件に合わせてどれだけ進めるか決まってきます。
最も上にあるカードの数値以下のカードを出すと,そこまでの合計分進め,数値より大きいカードだと,いったんカードがクリアされ,出したカードの数値分だけ進めますが,おまけに役に立つ地形タイルをもらえます。
薄緑の地形はどんなカードでも進めますが,それ以外は地形に合ったカードが必要。もらった地形タイルを置くと,自分が得したり,相手を妨害したり・・・。
前にいる邪魔な駒は,移動力があれば一緒に追いやることもできます。あっちへ行けーー。
カードの並びがうまくいくと、一度に9マスも進めるなんてことも,これは大きい!
手持ちの駒は2匹で,移動できるのはどちらか一方。追いつ追われつ並んだ様子は結構かわいかったりするものです。
中盤のカーブあたりはいろいろな地形があって,結構大変。ここまでにうまく欲しい地形のカードが揃えられているかどうか。たまに邪魔なタイルも置かれて行き詰まってしまうことも。
赤と青が1匹ずつすでにゴールイン。しかし,残りの青は遠い彼方にいます。その間に自分の黒が次々とゴールインして見事勝利。
キーフラワーの作者,セバスチャン・ブリーズデールが作った気軽に楽しめるレースゲームです。先の地形を見通しながら,カードをうまく集めて進めていきます。たまに,お邪魔なタイルが大きな影響を与えることもあり,勝負の行方は結構分かりません。大勢で,ごちゃごちゃと楽しむのが一番だと思います。
※2015.2.24
レミング(Lemminge) ゲームデータ
○デザイン Sebastian Bleasdale
○発 表 2014年
○メーカー AMIGO Spiel
○2〜5人用 約30分
○難易度 やや軽め
○イエローサブマリンで購入