こんなに素晴らしいドイツのボードゲームをみんなで楽しみましょう
ボードゲームレビュー
ニムト ☆☆☆☆☆☆☆☆
小さい順にカードを並べましょう。でも,6枚目になってしまうとダメ!!のろまな牛がたっぷりたまって大減点です。もう定番中の定番で今さらですが,おつきあいください。
カメラの設定ミスで前半は,ピンぼけ写真です。ごめんなさい。7人でのプレイ。最初のカードは3,24,79,87です。さあ,一枚目の勝負です。小さい順にカードを置いていき,6枚目の配置になってしまったらそこまでの5枚を罰札でもらうことになります。
自分は安全圏の5から。残りの6人は,初プレイの子どもたち。うまくプレイできるでしょうか。ひとまず全員セーフ。いきなり6枚目になるようなカードをプレイする子どもはいませんでした。
2巡目。一番上の列を取る羽目になってしまうのはだれでしょうか?安全な3列目が出せた人以外は,みんな2列目を行くしかなく,1人がはまることになりました。しかし,全部1点のカードだけです。
そして3巡目。最悪の55登場。大きい数がない人は2列目勝負で,77の人がかわいそうにはまりました。
その後手札の関係でどうしてもはまってしまうこともあり,場は色鮮やかないやなカードが3枚も。
どこも似たり寄ったりの数字です。どこまで耐えれるでしょうか。
もう後半。ここで手持ちの1を出し,104と交換。なんとか1点マイナスのみでやりすごし,・・・
最後のターン,すべて厳しい状態でしたが,運良く切り抜け−1点で勝利。同じメンバーで行った2回戦では,−12点で2位に。たいてい誰かが負の連鎖でつぎつぎはまっていき,大量失点になりますな。
超定番のカードゲームですね。手軽に大勢で楽しめるゲームとして人気がありますが,ルールは簡単ながらも,実際のところは,10枚の手札のやりくりに相当頭を悩ませる,シビアなゲームです。6枚目にならないようにあれこれ工夫してプレイするのが楽しくもあり苦しくもあるので,そこを理解しないで適当にカードを出してしまうと,ただの運のみのパーティゲームになってしまいます。今回の子どもたちも,それぞれ一生懸命考えてプレイしていたので,あまり場も壊れず最後まで緊張感のあるゲームができました。まあ,いずれにせよ10人まで遊べるゲームとして貴重な1品です。いつもかばんに入れておきたいですね。
※2011.10.9
ニムト(6 Nimmt!) ゲームデータ
○デザイン Wolfgang Kramer
○発 表 1994年(日本語版2007年)
○メーカー AMIGO(日本語版Möbius Games)
○2〜10人用 約30分
○難易度 やや軽め
○東急ハンズで購入