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ボードゲームレビュー
ナゲッツ ☆☆☆☆☆☆☆
黄金のナゲッツには,まああまり見えませんが,とにかく狭いボード上での熾烈な陣取り合戦です。二人でのプレー。
初期設定のようにナゲッツを用意して,得点チップを隠して持ってスタート。チップは1点が11枚,2点が2枚,3・4・5点は1枚ずつ。(7の位置を間違えていますが・・・。)
手番にやることは,柵を2本置くか,手持ちのチップを置くか。チップは置くと,変に仕切られてしまうし,最初は柵を適度に置いていこうかといった感じ。
7点を求めて,一度チップを置いてみました。チップは裏向きに置くので,何点かは分かりません。どこで5点を置くか。
どう仕切っていくと得点が取れるか,どこを仕切ると相手を追い出せるか,なかなか難しいですね。
エリアは4マス以上という条件があるので,その仕切り方も大切。後半は,得点チップと柵との絡みで悩ましいことこの上なし。
最後チップを敷き詰めて,もうこれまでとなっらゲーム終了。置いたチップを確認して,点数の高い方がそのエリアのナゲットを獲得。ここは,負けてしまいました。続けてもう一戦勝負して,今度は自分が勝利。1勝1敗・・・。
ルールはとてもシンプルであまり書くこともないぐらいですが,なかなか悩ましさというか,どうやってプレイしたらいいのか難しいぐらいの一作です。柵を2本置くか,チップを置くか。特に,チップを置くタイミングが難しい。下手に置いてしまうと,変な風に区切られてしまうし,タイミングを逃すと得点に絡めなくなるし,うーんと唸ること請け合い。黄金のナゲットといったテーマ的な感覚はほとんどないので,単純に得点駒の取り合いの様を呈してきますが,何と言っても短い時間で決着して,もう一戦,もう一戦と続けてもOK。得点駒の配置もいろいろ変えて楽しめるしめます。ファミリーで,または二人でガチでと,楽しめるお勧めの作品。
あと,製品にはついたてがないのですが,自分のチップは隠して持たなくてはならないので,ついたてはあった方が便利。この作品のアートデザインを手がけたところが,ついたてのデザインを提供しているのでそれで作ったものを使わせていただきました。
こちらかダウンロードできるので使うといいですよ→タンサン&カンパニー様
※2014.4.12
ナゲッツ(Nuggets) ゲームデータ
○デザイン Christwart Conrad
○発 表 2003年(日本語版2013年)
○メーカー 日本語版New Games Order
○2〜4人用 約20分
○難易度 やや軽め
○ゲームストア・バネストで購入