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ボードゲームレビュー
スパイス商人 ☆☆☆☆☆
手元のスパイスをできるだけ高く売れるように市場を操作したり，便乗したりして最も得点を稼ぐといった感じのカードゲーム。４ラウンドの合計点勝負。４人でのプレー。
手札は７枚。スパイスは６種類あり，それぞれ枚数が違うので，集めた時の得点も違っています。自分が得点を稼ぎたいスパイスをできるだけ多く市場に供給することが目的。
手元にあらかじめ１枚密かに秘密取引のスパイスを１枚置いています。この取引のスパイスが市場に出ていないと得点になりません。自分はサフランを登録しているので，市場にサフランを配置。６カ所ある市場全てに１枚以上スパイスが置かれるか，２カ所の市場に４枚ずつ置かれたらラウンド終了なので，いかに早く有利に置けるかの競争のです。
市場の状況を見たあとでも，ラウンドに１枚だけ追加でスパイスを公開登録できます。市場に数多く出ているスパイスを登録してしまえば，便乗商法で儲かるという。
サフランとショウガが市場に４枚ずつ配置されたのでラウンド終了。自分はともに登録していたので，双方とも得点です。
だいたい同じような（秘密登録の枚数が一部変わる）流れで４ラウンド行います。登録したスパイスを早めに市場に投入してさっさと逃げ切れるのがいいのでしょうが，手札もそうはうまくいかないので，後半あまり点も伸びずの最下位でした・・・。
まあ，悪くはないものの，特別面白いところもないような。これといった戦略も分からないので，とにかく手元に登録したスパイスを市場に早めに投入して，市場が活況を呈す前にラウンドを閉じてしまうのが一番な感じです。各ラウンド１枚だけ，後から手元に登録できるので，市場に４枚でたスパイスなら逃さず登録するのも必至。そんな手札のやりくりをスピーディに楽しむ軽快な一作ですが，もういいかな・・・。
※2013.6.29
スパイス商人（Spice Merchant） ゲームデータ
○デザイン Gun-Hee Kim
○発 表 2012年
○メーカー DEINKO
○３〜４人用 約20分
○難易度 やや軽め
○ゲームストア・バネストで購入
