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ボードゲームレビュー
ストーン・エイジ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
原始時代の家族の一員になりましょう。木を切り,畑を耕し,道具を作り,子どもを増やし・・・・。そして新しい文明を手に入れたり,建物を建てたりして勝利を目指しましょう。
人気の高いストーン・エイジ,今さらレビューもないですが,続けて拡張も紹介するために,軽くおさらいがてらおつきあいください。3人でのプレー。各種資材やカード類を準備して開始。
常道でいくと,畑で食料の確保,小屋で子どもの確保,そして文明カードによる得点狙いといったところでしょうか。青はこれが得意で,いつもうまくプレーして強いのです。何とかひと泡吹かせてやりたいのですが。
シビアになりがちな資源などの取り合いも,ダイスに運を任せることで,大昔の神頼み的な感じもします。このダイスの神様のいたずらに翻弄されるのもまた一興。
高得点には金が欠かせないのですが,金はダイス目6につき1個という狭き門。青は相変わらず文明カードをしっかり蓄えていきます。
そろそろ終盤,自分や赤は建物を数多く建て(赤などもう8戸もたっています),見た目は大きくリードしていましたが,最終得点計算では,青の文明カードに一気に追いつき追い越されてしまったのでした。
やはり文明カードの力は強いですね。8種類の文明で64点,他にもかけ算で得点が入ってくるのは強力です。地道に建物で稼いでいくのもそれなりに得点は伸びますが,カードを疎かにすると勝てないですね。食糧確保や資材の有効利用,得点を見越したカードの活用など幅広く見通しながらのプレイは満足感も高いです。何度もプレイしてみたくなる納得の高評価ゲームですね。
※2012.11.8
ストーン・エイジ(Stone Age) ゲームデータ
○デザイン Bernd Brunnhofer
○発 表 2008年
○メーカー Hans im Glück
○2〜4人用 約60分
○難易度 中ぐらい
○ドイツ・アマゾンで購入(約20ユーロ)