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ボードゲームレビュー
チケット・トゥ・ライド:レジェンダリー・アジア ☆☆☆☆☆☆☆☆
チケライのマップコレクション。チームアジアの裏面になっているレジェンダリー・アジアのマップです。広大なアジアを巡る鉄道の旅の始まり。5人でのプレー。
ベースは通常のチケライと同じ。列車カードに目的地カード,列車は45個。路線には機関車を要するフェリーの路線と,山岳ルートが加わっています。
チベットのあたりから西アジアに向けて山岳ルートいくつかあります。ここは,普通通りにカードをプレイする以外に,山岳の印と同じ数だけ自分の列車駒を捨てなくてはなりません。要するに手持ちの列車が駒が減っていくのです。ただし,1個捨てる毎に2点が入ることになっています。この2点は列車1個で2点なので実は結構効いたりします。
今回,チケットは1910に入っていた列車カードを使用,列車駒はmaydayゲームズのトレイン・トークンセットを使っています。木の駒で雰囲気もいい感じです。
フェリー路線は以前にもありましたが,路線に含まれる機関車のイラスト分,機関車カードを入れなくてはなりません。
山岳路線で捨てる駒はここへ置いていきます。捨てるほど手持ちの駒が減るので,ゲームの終了のタイミングも微妙に変わってくることがあります。
今回,自分は西アジア方面のチケットが多く,そちらを攻めました。赤だけ東アジア方面が多いようで,あまり他と絡まず独自路線を歩んでいました。最初のチケットに目処がついたので,あとは果敢にニューチケットに挑戦。1枚は確保しないといけないので,西の方の路線が入っているよう願うばかりです。
合計5枚のチケットを達成。マイナス点もなく見事に優勝。西アジアの列車王になりました。
どのマップでも面白いチケライ。これは神戸からモスクワまでの広大なアジアマップです。山岳路線で駒を捨てるのが,意外と小さな得点の積み重ねになって,さらに手持ちが減ってゲームの終了を早めることもできます。チケライはマップそれぞれ,ちょっとした違いがあって楽しめます。今度はどこのマップが表れるか?
※2013.4.20
チケット・トゥ・ライド:レジェンダリー・アジア(Ticket To Ride:Legendary Asia) ゲームデータ
○デザイン Alan R. Moon
○発 表 2011年
○メーカー Days of Wonder
○2〜5人用 約45分
○難易度 中ぐらい
○テンデイズ・ゲームズで購入