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ボードゲームレビュー
ヴァンパイア・クイーン ☆☆☆☆☆☆
手札のヴァンパイアをいち早く地下室に戻すことができるか,それともヴァンパイア・ハンターが阻止して失点となってしまうのか,8人でプレイしました。
8人なので手札は13枚ずつ,4枚が使われずに残ります。基本のカードは1〜13まで。目的はシンプル,早く手札をなくすこと。
プレイの仕方は,たぶん誰もが知っている大富豪方式。ただし一回りだけです。そのラウンド最も大きな数字(の組み合わせ)を出したプレーヤーが次の手番を行います。
2枚あるヴァンパイア・ハンターは,最初の手番の時に出せます。このときは,数字の大小関係なく,全員1枚だけプレイ。最大の値のカードを出したプレーヤーが全てを手札に入れなくてはなりません。
大富豪と同じで,当然3枚そろいとか強いですが,勝てるつもりで失敗すると辛いのは同じ・・・。
誰かの手札なくなったらラウンド終了。手持ちのカードの数字を合計します。ヴァンパイア・ハンターはマイナス15点とマイナス20点というダメージ。ジョーカーのクイーンもマイナス14点!
もともとは”ウシとロバ”というゲームをルールは同じでテーマを変えて再登場。これがイイ!同じルールなのに,こっちの方が全然面白く感じます。カードの雰囲気も良いですし,大きな失点となるヴァンパイア・ハンターのカードの意味もよく合っているのかもしれません。ルールは,大富豪式なので分かりやすいですし,何と言っても12人対応という幅広いプレイ人数はゲーム会で重宝しそうです。
※2016.11.6
ヴァンパイア・クイーン(Vampire Queen) ゲームデータ
○デザイン Wolfgang Kramer
○発 表 2016年
○メーカー Schmidt Spiele
○2〜12人用 約30分
○難易度 やや軽め
○AmazonDEで購入