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ボードゲームレビュー
ビア・マジカ ☆☆☆☆☆☆
あのビンゴゲームで盛り上がったアウグストゥスがテーマを変えて再登場
場の前列が補充用のポータル、ここに水晶を載せ、必要な数を載せるとポータルが開放されるということです。最初に7枚のポータルを開放することを目指します。後ろの2列は、達成したポータルの数などによる目標を達成すると得られるボーナス。
最初に3枚のポータルをもらいスタート。スタートプレーヤーが袋からランダムにタイルを引いて行きます。もちろん、水晶の色によって数が違い、達成のしやすさも違います。
最初の手持ちの水晶は7個、これらを配置し、時に移動してポータルの目標を達成しようとしますが、所詮運試し。黄色出ろー、赤出ろーと祈りつつの展開。
タイルにはたしか2枚のワイルドタイルが入っており、それが引かれると一度全てのタイルを袋に戻してリセットされ、タイルを引くプレーヤーが移動します。
ポータルタイルには様々な効果があり、達成すると使えるようになります。またそれぞれ勝利点もついています。ボーナスタイルは、達成枚数によるものと、同じ種類のタイルを3枚・4枚達成したときに得られるもの。早い者勝ちです。誰かと狙いが被ると苦しい・・・。
といった感じでわいわいと引き運を祈りポータルを開放していきます。ボーナスタイルのどこを狙うかぐらいの駆け引きがあるでしょうか。早い者勝ちなので。達成したポータルの効果も様々でそれらを有効に使うと、あっという間に決着してしまうこともあります。もともと、アウグストゥスという古代ローマをテーマにして同じシステムで楽しむ話題になったゲームですが、そこから他人攻撃を一切省いた形になっています。以前は相手の妨害が結構できたのですが、最近の時代の流れにそって優しくなりました。隙間の時間にビンゴ感覚で盛り上がるには良いかと。
※2020.8.25
ビア・マジカ(Via Magica) ゲームデータ
○デザイン Paolo Mori
○発 表 2020年
○メーカー Hurrican
○2〜6人用 約20分
○難易度 軽め
○独アマゾンで購入