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ボードゲームレビュー
だちょうグランプリ ☆☆☆☆
ダチョウのレースです。途中様々障害もありますが,うまく切り抜け優勝を狙います。
初めてのプレーなので,ルールブックにあるようなシンプルなレース場にしてみました。水場が何カ所かある以外は普通のコースです。自分の山札から引いた4枚の手札と特殊タイル3枚(数枚ある中から毎回3枚を選んで決めます)でスタート。
手札をプレーし,その数分進み,最後はその色のコースで止まるようにします。基本はこれを繰り返していくだけです。手札は4枚なのでそこから最善の手を打っていかなくてはなりません。
グレーの4をプレイし,4歩進みます。4歩目はグレーのコースにいなくてはいけません。手前の特殊タイルは,水場に入ると1度だけ使えるようになり,レースを助けてくれます。
先にある水場を通過するか止まると特殊タイルが使えるようになるのです。この辺はコース取りも考えどころです。常に先頭のだちょうからプレイすることができます。
どれかがゴールラインを越えたらそのラウンドの最後までプレイして終了。その段階で一番奥まで進んだだちょうの勝ちです。今回は青がゴールして,そのご黄も赤もゴールできずそのまま青の優勝です。
まあ,初プレイのシンプルレースだから仕方ありませんが,これだけでは特別おもしろいことはありません。コースのボードは25枚あり両面ちがっています。その中から14枚ぐらいを使ってコースを造るので,毎回違ったコースが楽しめます。コースには複雑なトラップもあり,そういう楽しみもないとゲームとしてはつまらないですね。今回は☆☆にしていますが,より複雑なコースでやってみたらまた変わるかもしれません。機会があれば更新したいと思います。
※2011.6
だちょうグランプリ(Strauβ Voraus!) ゲームデータ
○デザイン Fraser & Gordon Lamont
○発 表 2010年
○メーカー KOSMOS
○2〜5人用 約30分
○難易度 やや低め
○ジョイゲームズで購入